神聖魔法団【下】
「大丈夫、大丈夫・・・」
気付くとそう呟いていた。
なんでそう呟いてたのかは自分でも分らない。
ただただ、胸が苦しくなる思いを少しだけでも和らげたかった。
目をギュっと瞑ってしまった時、
<ありがとう>
「え?」
そんな声がして目をパッと開けると
ゼオラの姿はなかった。
変わりに真っ暗だった世界が真っ白な世界になっていた。
「ここは・・・」
「黎奈さん」
後ろから名前を呼ばれ振り返ると
「Licht!」
ニッコリ微笑んでいるLichtの姿があった。