妄想世界に屁理屈を。

話が繋がった。


鳥たちとアカネが会話できなかったのは、繋がってなかったから。

俺が最初アカネの姿が見えなかったのは、繋がってなかったからか。


「ここで二つ、補足を入れとくね。

最初会話だけはできたんでしょ?繋がってないのに。

それは、君がアカネの敷地に――霊力を溜めてあった場所に入ったからなんだ。

ずざざざざって、入ったでしょ?そのときに霊力に触れたんだろうね、アカネの声が聞こえた」


“あんたが霊力を放ったせいで、チョー苦しかった”

ごめんなさい。


「もうひとつ。

アカネのネックレスは肉体が必要ないため、この世界の人たちにも見えるからね。
現存してるんだ。
アカネが今身に付けてるから、一般人には見えないけど、君が持つと見えるから気を付けてね」


なるほど。

このネックレス――携帯召喚機だけは、アカネから離れれば見えるのか。

紛らわしいことになってるなあ。


「あ、昼間なぜ鳥たちが来たかというと、鳥たちはただ単にスズが血相かかえて飛び出したから、ついていっただけなんだ」
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