私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
嘘だ嘘だ
そう思ってるのに、涙がとめどなく出てくる。
お母さんもお父さんも仲が良かった。
中学生か!?って思うくらいに……
それなのに喧嘩…嘘だ嘘だ…。
「信じない!!そんなの嘘よっ!!私を騙してるんでしょ?!一度家族を捨てた人はみんなそんなもんよ!!」
「だから…ちが…」
「何が違うのよ!!さいてーっ!!あんたなんか……っっ!」
イキナリ手が後ろから伸びた私の口を覆った。
バッとビックリして振り返るとそこには三橋くんがいた。
「……引いてもらえますか?藍裡も、僕も帰りますから」
三橋くんがそう低い声でいうと、お姉ちゃんは悲しそうな顔で去って行った。