つよがり。



俺は帰り道で

悠隼に部活は喘息が落ち着くまでは

やめとけと伝えた


いくら言ったところで

悠隼がすんなり聞くわけないのは

分かってはいたものの

案の定断られた


春樹先生が待合室に来た時に

少しの間は悠隼を

気にしてみてほしいといわれた


春樹先生も悠隼に

ストップをかけたところで

部活にも体育にも出るのは

分かっているが

先生はずっと見ていられないので

俺にこんなことを頼むのだろう



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