2回目のはじめまして

小雪パート②

私は教会に入って毎年のように
神にお祈りを捧げた


(今年も良き日々を過ごさせていただき感謝いたします。

来年も良き日々を過ごせますようよろしくお願いします。)


「ふぅ」


私は、一息つき振り返ると


「小雪ー!こゆ…」


ヒカリ?


私は急いで教会をでる…


扉を開けるとそこは活気にあふれた
賑やかな町だった


「ここは?」


「おー!お前があのヒカリの相方だな」

見知らぬ男の人の声…
振り返るとやはり見知らぬ人が
私の後ろに立っていた。


「えっと…あなたは?」

私がたずねると、


「話しに聞いた通りの娘だな、もっとパニクってもいいんだぞw」

…結構驚いてるんだけどな?

「俺はヒカリのマブダチのNo.0053
こう見えて一人身だ!よろしくな!」


契約者がいない悪魔さんなのかな?


「よ、よろしくお願いします?53番さん私、小雪といいます。」


私は深々とお辞儀をした。


「おう!あ、俺のことは5と3をわけて
ゴーさんとよんでくれたまえ!」


私は、はい。と言ってゴーさんを見た


「あの、ゴーさん?ヒカリを知りませんか?なんか私迷子みたいで…」

と私がいうとゴーさんは少しにやけながら言った…


「ヒカリはえーと人間界?にいる君だけここに来てしまったらしい。でも安心して!俺が責任もって合わせてあげる♪」


そうゆうと、ゴーさんは私を抱きかかえて空を飛んだかとおもうと、いつの間にか私たちは一つの小さな小屋にいた


「あの…ここは?」


私がたずねるとゴーさんは
私を小屋に投げ入れた!


いった…


「ここで少しおとなしくしてもらうぞ!大丈夫悪いようにはしねぇよ」


そう言い残して
ゴーさんはその場を立ち去った


「んーどうしようかな?とりあえずここにいなきゃいけないらしいけど…

ここって探索していいのかな?でもおとなしくしてろって言われたし…」


私は、とりあえずおとなしくイスに座って待つことにした。




数時間たち私はいつ間にか寝ていた…



バリン!


私は何かが割る音で目を覚ました。
よく見ると私は小さな檻の中にいた


「おっ目覚めか?悪いな、うるさくて」


この声は確か…

声の方へ目をやるとそこには
ゴーさんは私が座っていた
イスに座ってこう言った…


「まだ寝ててもいいよ?ちょっとヒカリ時間かかるって言ってたから」


私は自分の状況がわからず
こんらんしていた


私はなんで檻みたいなところに
入ってるの?


ゴーさんはいままでどこに行き何をていたのだろうか?


ヒカリはどこにいるのだろう?

私はどうなるのだろうか?



様々な疑問が頭をよぎる…


「あの、ヒカリは?」


私はまずヒカリについて確かめる


「ヒカリ?あーそれはねぇ〜ひ・み・つ だよ♪

始めにヒカリのこと聞くなんて記憶がなくても愛はあるってか?

ヒカリは幸せもんだな〜」


ゴーさんの言葉に私は首を傾げる


記憶…?私のことかな?



「あっ!さっきの気にしなくていいよ!俺の一人ごとだからさ♪

気になるならヒカリに内緒で教えてあげなくもないよ?」


私は少し考えて首を横に振った


「ヒカリがいいたくないこと
かもしれないから…」


私みたいな初対面に秘密なんていっぱいあっても不思議じゃないし

そもそもいう義理なんて…

でも、やっぱり気になる
私の中の違和感のようなものが、なくなるような気がする

でも、聞いてはいけない気がしてならない…


「へーいい子なんだね?以外と悪魔に向いてるかもね君!」


ゴーさんは元気そうに言った


「…?いい子って悪魔に向いてるんですか?」


ゴーさんのおかしい発言に私はつい失礼なことを言ってしまう。

「悪魔って悪い妖怪みたいなもの
ですよね?

その悪魔がいい子でいいんですか?」


ゴーさんは少しせつなげな表情て私に言った。


「それは、人間がかってに言ってるだけさ、実際は悪魔が全部悪いわけじゃない

俺たちに悪魔って名前をつけたのは人間で、人間が生まれる前は

俺たちは反撃者と天使たちに呼ばれてたのさ」


私は申し訳ない気持ちで
ゴーさんを見る

「では、悪魔の始まりはなんて呼ばれてたのですか?」

私は恐る恐る聞く


「俺たちは始めは堕天使とよばれていたいわゆる不良みたいなものだね、

それから反撃者人間でいうと犯罪者とかかな?

悪魔は始め普通の天使で神や神が作ったルールを破ったり、反抗したりして

神や他の天使たちが汚れないように神は新たな世界を作り俺たちをその世界に投げ入れたのさ、

そのまま神は俺たちを放って置きにしたその世界をいわゆる魔界と人間はいう」
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