2回目のはじめまして
ゴーさんかりら聞き私たちと悪魔との悪魔という存在の違いをしる


「悪魔さんたちは何をして天界から追い出されたんですか?」


と私はゴーさんに聞く


「天使は神の使いや神を王とする国の国民なんだ。天使は神の言う事絶対とし、結婚、仕事、そして命までも神が支配している。俺はそれを嫌いここに来た


でも、神なき世界はとても苦痛でルールや基礎がなく天使のときより辛い思いをするものが多い」


ゴーさんの真面目な話に夢中になっていると、また何かが割れる音がした



ばりん!


私は音に驚き周りを見渡すとゴーさんが
「大丈夫、気にしないで」という


「あの、この音は?」


私は気になって仕方がなかった


「ヒカリの鉄が割れる音さ」


ゴーさんがいう


ヒカリの鉄が割れる音?どういう意味だろう…


よくみると私が入ってる檻の鉄が少し減ってる気がする。


もしかしてこれが割れてる?
でもヒカリのって言ってたし、それにはへんや、割れたあとなどはどこにもない


「そもそも私はなぜ檻に…?」


ゴーさんに聞くと突然ヒカリの声がした


「変なやつに触らせないだめにきまってんだろ!」


「ヒカリ?」

私は声の方へ振り向く


そこにはヒカリの姿はなくただただ
殺風景な部屋が広がっている。


「あれ?」


「フフフw不思議そうだね?

その檻はヒカリが作ったものさ、鉄が割れているのは

君が僕や周りへの警戒心がなくなるとだんだんなくなっていく仕組みになってるから割れるんだよー!」


警戒心…?私がゴーさんに


なくもない


いやむしろ多いかもしれない…
警戒心…。


これはヒカリの魔法か何かなのかな?


「ヒカリはどこに?」


「また、その質問?だから秘密だよ!

あ、もしかしてヒカリの声のことかな?


それならヒカリがこの会話をきいて君の頭の中で流した声だよ」


頭の中で流した?ここにはいないの?


「ただいまー!」


また、ヒカリの声…
これも頭の中?私が悩んでいると


「たーだーいーまー!おーい!

聞こえてねぇーの?目の前にいるのに」


ヒカリのセリフにうつむいていた顔を上げる


⁉︎


そこにはヒカリが立っていた


「あれ?頭の中にいたんじゃないの?」


私はパニック状態でいう


「頭の中?入れねーよそんなとこ!
もしかしてさっきのやつのことか?

言っただろ?お前の体を借りるって、お前の耳を一瞬かりただけだ」


体を借りるって一部を借りるってことだったんだ…


私の予想は的外れなことが多いのか
悪魔と人間の考え方の違いなのか、


私が思うような悪魔や魔界、悪魔の力などは全体的に違う



「手続きが済んだから帰るぞ!」


そういってヒカリが私の手をつかむ


そういえばヒカリが帰ってきたときから檻は消えていた


「ちょっと‼︎マブダチへの感謝はなし?俺がいなかったら小雪ちゃん死んでたよ?」


へ…?私が死んでた?
< 6 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop