虹色コンチェルト



 今日も、

錬次に編んで貰った髪を揺らしながら登校した。

 昼休みに入り、

今日は母親に作ってもらった弁当を持って

琴子と中庭に来ている。


「今日もオケ部行くけど、音羽はどうする?」

「私は……今日はいいかな」

「そっか。来週には仮入部期間に入るから、もしオケ部に気持ち向いてたら一緒に行こうよ」

「うん。ありがとう、琴ちゃん」


 芝生に座って2人で弁当を広げてのランチタイム。

 天気が良くて、

春の風が凄く心地良い。


「髪、今日も幼馴染くん…えーっと、鳥羽瀬錬次くんだっけ?が、編んでくれたの?」

「あ……うん。でも、今日はちゃんと自分で起きたよ」

「あはは。そこはそんな強く主張しなくてもいいと思うけど。偉い偉い」


 可笑しそうに笑いながら琴子が頭を撫でてくる。

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