年下オトコたちの誘惑【完】
「ほら、風呂できるまでもう少しかかるから、これでも飲んどけ」
「あ、ミルク」
「悪りぃ、好き嫌い聞いてなかった。キライだったか?」
「ううん、好きだよ」
冷たい牛乳は好きじゃないけど、温かいミルクは大好き。
ちょっぴり甘くて、身体も心もホッコリするんだもん。
「って、碧都…?」
ミルクから碧都に目を向けると、碧都はわたしを見ることなく目線は、ななめ下で若干顔が赤かった。
どうした?と、会話を思い出すと、その答えにコッチまで恥ずかしくなった。
「だ、から‼︎ミルクが好きなんだからね⁉︎」
もう、迂闊に『好き』とか言えないじゃない‼︎
慌ててミルクに目線を戻し、カップを両手で持ちながら、ゆっくりと一口飲んだ。
はぁ、と一つ息を吐き。もう一口、ゴクンと飲む。
「うまいか?俺よりミルクが好きな杏さん」
「な、なによ。その言い方は‼︎」
誰もミルクのほうが好きだなんて、言ってないじゃない‼︎
「はいはい。お、風呂できたな。それ飲んだら風呂入るぞ」
「うん、って…入るぞ⁇」
『入れ』じゃなくて『入るぞ』って、言ったよね…?それって、どういう…。
「あ?なんちゅー顔してんだよ、お前は」
「いや、だって…。入るぞって言うから…」
「なに、一緒に入ると思った?」
「そ、そりゃ‼︎その言い方じゃ、そう捉えてもおかしくないでしょうよ…」
だんだんと自分の声が小さくなる。下を向いて碧都の顔も見れなくなった。
「あ、ミルク」
「悪りぃ、好き嫌い聞いてなかった。キライだったか?」
「ううん、好きだよ」
冷たい牛乳は好きじゃないけど、温かいミルクは大好き。
ちょっぴり甘くて、身体も心もホッコリするんだもん。
「って、碧都…?」
ミルクから碧都に目を向けると、碧都はわたしを見ることなく目線は、ななめ下で若干顔が赤かった。
どうした?と、会話を思い出すと、その答えにコッチまで恥ずかしくなった。
「だ、から‼︎ミルクが好きなんだからね⁉︎」
もう、迂闊に『好き』とか言えないじゃない‼︎
慌ててミルクに目線を戻し、カップを両手で持ちながら、ゆっくりと一口飲んだ。
はぁ、と一つ息を吐き。もう一口、ゴクンと飲む。
「うまいか?俺よりミルクが好きな杏さん」
「な、なによ。その言い方は‼︎」
誰もミルクのほうが好きだなんて、言ってないじゃない‼︎
「はいはい。お、風呂できたな。それ飲んだら風呂入るぞ」
「うん、って…入るぞ⁇」
『入れ』じゃなくて『入るぞ』って、言ったよね…?それって、どういう…。
「あ?なんちゅー顔してんだよ、お前は」
「いや、だって…。入るぞって言うから…」
「なに、一緒に入ると思った?」
「そ、そりゃ‼︎その言い方じゃ、そう捉えてもおかしくないでしょうよ…」
だんだんと自分の声が小さくなる。下を向いて碧都の顔も見れなくなった。