年下オトコたちの誘惑【完】
「やっぱり杏って、エロイよな」
「やめてよ、その言い方‼︎」
「っんでだよ、エロイ杏は好きだぞ」
「なっ、なんなのよ‼︎変態碧都‼︎」

あー、疲れる‼︎どうしてこうなっちゃうかな、わたしたちって。

「って、わたしのミルク‼︎」
「これは、あとだ」
「飲んでから、って言ったじゃない‼︎」
「気分が変わった」

わたしが『変態』と言ったからなのか、碧都は、わたしの飲んでたミルクを取り上げた。

「気分って‼︎まだ二口しか飲んでないのに‼︎」
「また新しいの作ってやるから。ビービー言うなよ」
「新しいのとか、いらない。これ、飲むの‼︎」
「はぁ、ホント頑固な奴」
「碧都に言われたくない‼︎」

どっちが頑固よ‼︎クチビルを尖らせ、怒ってますアピールをすると、碧都はわたしのミルクをゴクゴクと飲み始めた。

「ちょ、わたしのミルク‼︎ってか、熱くないの⁉︎」

だってさっきまで、フゥフゥして飲まないと飲めなかったよ⁉︎

「ね、碧都。ヤケドしちゃ、…っん⁉︎」

服を引っ張っると、急にわたしの腕を掴み、碧都に抱き締められる状態になった。

後頭部に手を添え、持ってたカップは床に置き、そのままわたしのアゴに手を添えるとクイッと持ち上げられ、準備もできないままクチビルを重ねられた。
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