年下オトコたちの誘惑【完】
「はぁ…」
は?どうして碧都が溜め息吐くわけ?溜め息吐きたいのは、こっちよ‼︎
しゃがんだまま、溜め息を吐いた碧都。それを、睨みつけるように見ていると急にスタッ‼︎と、立ち上がった。
「やっぱ、無理だな」
「なにが…?」
今度は、『ふぅ…』と息を吐く。そして、ジリジリとわたしに近付いてくるから、わたしはわたしで少しずつ後退した。
そのうち、トンッ‼︎と自分の背中が壁に当たり、わたしの足のつま先と碧都のつま先が、急接近していた。
「ホントはさぁ」
そう言いながら、わたしの両手を掴み、そのままクロスさせると上にあげ、片手でわたしの腕を拘束した。
「あお、と…?」
やだ、怖いっ。ホントは、なに…?わたし騙された、とか?
なになに⁉︎もしかして、碧都の『好き』は最初からウソで、ただヤリたかっただけ…?
色んな思いが、わたしの頭の中をグルグルと駆け回る。
「ホントは、このまま一緒に風呂入って、チャンスがあれば落とそうと思ってたんだけど。やっぱ俺って、まだガキだよな」
「へっ⁉︎」
そんなこと考えてたの…?なんだ、ヤリたかっただけじゃなかったんだ。良かった…。
「でも、杏だってスリルは欲しいだろ?」
「なっ、なに言って…ちょっ‼︎」
今日のわたしの服装は、グリーンチェックのチュニック。それも全部ボタン付きで。
それをご丁寧に、一つ一つ外していった。
は?どうして碧都が溜め息吐くわけ?溜め息吐きたいのは、こっちよ‼︎
しゃがんだまま、溜め息を吐いた碧都。それを、睨みつけるように見ていると急にスタッ‼︎と、立ち上がった。
「やっぱ、無理だな」
「なにが…?」
今度は、『ふぅ…』と息を吐く。そして、ジリジリとわたしに近付いてくるから、わたしはわたしで少しずつ後退した。
そのうち、トンッ‼︎と自分の背中が壁に当たり、わたしの足のつま先と碧都のつま先が、急接近していた。
「ホントはさぁ」
そう言いながら、わたしの両手を掴み、そのままクロスさせると上にあげ、片手でわたしの腕を拘束した。
「あお、と…?」
やだ、怖いっ。ホントは、なに…?わたし騙された、とか?
なになに⁉︎もしかして、碧都の『好き』は最初からウソで、ただヤリたかっただけ…?
色んな思いが、わたしの頭の中をグルグルと駆け回る。
「ホントは、このまま一緒に風呂入って、チャンスがあれば落とそうと思ってたんだけど。やっぱ俺って、まだガキだよな」
「へっ⁉︎」
そんなこと考えてたの…?なんだ、ヤリたかっただけじゃなかったんだ。良かった…。
「でも、杏だってスリルは欲しいだろ?」
「なっ、なに言って…ちょっ‼︎」
今日のわたしの服装は、グリーンチェックのチュニック。それも全部ボタン付きで。
それをご丁寧に、一つ一つ外していった。