ギャップ彼女 2
しばらく私をジッと見据えていた朱里だったが、ニヤリと口角をあげた。



「そうね~いいこと教えてあげようかしら」



そう言って近づいてきた朱里に思わず身構える





怖い。
絶対いい事じゃないよね…?




そして口を開いたんだ。






「あの事件は全てあなたのせいよ。そう、ぜーんぶね。フフッ、自業自得ってことかしら」



耳元で囁く朱里。






―――何?事件って…何の話をしているの?






どういう事?










朱里がナナ達に「みんな、もう行こ」と声をかければ



「そうだね~こんなブスと一緒にいたくないしね~」

「本当、気分台無し」

「だね~」





と3人はクルリと背を向けて歩き出した。朱里もその後ろをついて行こうと一緒に歩き出したが、足を止めて振り返った






「あ、そうそう、ゆうくんによろしくね。まぁ記憶のないあんたに何言っても分からないんだろうけど。」





謎の言葉を残して去っていった。

















―――ゆうくんて誰?
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