ギャップ彼女 2
落ちてしまったジュースを拾い、ふと顔をあげると、こちらの方に向かって歩いている悠斗の姿が視界に入った。



悠斗はそっぽを向いていて、こちらには気づいていない様子だ。





『ゆ……』





ゆうと~と言葉を続けようと思ったのだが、言葉が続く事はなかった。





「ゆうと~待ってよ~」と悠斗の腕に絡みつく女の人がいたのだ。





彼女はスラリと背も高くモデルの様な顔立ち。
そう…とても美人なんだ。




浴衣を着ているが、何とも色っぽい。
…私とは大違いだ。彼女なのかな?



ズキリ…胸が痛んだ。



まただ。
この痛み…苦しい…。





なぜだか、その姿を見ていたくなくて、クルリと背を向けた。



結局、イチゴ飴を買わずにその場を早足で立ち去った。













悠斗が「触るんじゃねぇ。」とその女の人を払いのけていたのを、私は知る由もなかった
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