マラカスの男
あー売人かとやっと俺は、分かった。
そう言えば藁の燃えるような匂いが、中には混じっていたし外に怪しげな男が二人居たのも売人だろうと気づいた。
俺は、マリファナなら買っても良いなと魔が差したのか思い男にその旨を伝えた。
男は、マルボロのボックスを出して既に巻いてあるのが、十本で一万円だと言うのでそりゃ高いだろうと俺は面倒になり辞めるよと言って外に出ようとした。
元々俺はマリファナをほとんど買った事はなく貰う物との認識が合ったし一本千円なら仕方ないかと買ったが一万円は相場からしても高すぎた。
男は、分かったそれなら七千円でどうだと言いながら引き止めて来る。
俺は面倒になり良い物か分からないマリファナを買うことした。
男に財布から一万円を出し渡し男からマルボロのボックスを受け取った。
男は有るじゃないかと言いながら短パンのポケットに一万円札を入れて、また個室のトイレに入ろうとした。