忠犬ハツ恋
「殴られたトコ、大丈夫?」

「昨日はちょっと腫れたけどしっかり冷やしたらずいぶん引いた。
俺も少し鍛えなきゃね。美咲1人ロクに守れない。」

「守ってもらったよ、ちゃんと。」

「そう思ってくれるんなら有難い。
あぁ〜ぁ、急に時間が出来たら何していいかサッパリだ。
こんな時こそ美咲と過ごせたらいいのに。」

大ちゃんが珍しくそんな事を言うから照れた。

「ダメだよ。私、今、謹慎中だもん。」

「保護者の監視の元だろ?
俺、保護者みたいなもんだろ?」

「…そうだけど……。」

「美咲……会いたい。」

「ダメだって……。」
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