【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
藤堂では組員さんが女性1人の部屋に入るなんて有り得ない。
それが客人だったらなおさら有り得ない。
だけど宮田さんは部屋に入り襖も閉めた。
「美味しそう。」
「そうでっしゃろ。」
「宮田さんも甘いもの好き?」
「ちょっと苦手ですわ。」
「え?じゃあ付き合ってくださるんですか?」
「まぁ。」
「うわー優しい。ありがとうございます。」
私は、美味しそうなケーキをこんな気持ちで食べるのが残念だった。
それでも「美味しい~。」なんて声を出してケーキを口にした。