【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
ゴトン
拳銃が床に落ちたのが視界に入ると
身体を起こしすぐに宮田さんの首へ刀をつきつけた。
今度は、刀背じゃなく刃を向けた。
襲ってくる男たちを倒した隼が
「結衣やめろ。」
「結衣さん。」
三浦さんも襲ってくる最後の男に拳を叩きつけると私を止めた。
だけど私はもう止まる事が出来ない。
勢いで宮田さんの首が少し切れ血が滲んでいた。
その痛みでやっと私の本気がわかったようで身体が少し後ろへ引いた。
私は、極道を踏みにじられた事が身体中が震えるほど悔しく
宮田さんの視線を捉え自分の身体の中から沸き上がる感情のまま
「藤堂の姐さんの私を舐めてましたね。近藤組を侮辱し極道の仁義を貫けない男なら私が斬ります!」
怒鳴るように叫び持つ手にグッと力を入れようとした時、
襖がサッと開き組長さんと植木さんが姿を現した。