【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
何を言ったらいいのかどうしたらいいのかわからないけれど
それでもどうにかならないかと言葉を発しようとした時、
「頭をあげてください。」
隼のバリトンが部屋の中に響いた。
「極道でも無駄に流していい血はひとつもありません。結衣を守っていただいた事が何よりの気持ちです。有難く思っています。結衣がここへ来た気持ち、結衣の仁義を感じてやってください。」
隼の言葉に私は5代目若頭の妻であることを誇りに思った。