【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
「隼、言うこと聞かなかった私を叱りたい?」
隼は窓の外の景色から私に視線をうつし
「いいや、逆に感心してるぐらいだ。でも、日本刀振り回すのはやめてくれ。」
「あっしもさすがにあれを見た時やぁ肝が冷えやした。」
「へい。本当にお斬りなられる覚悟を感じて身震いしやした。」
「八重さん、長い方の日本刀投げてくるから鞘から抜けなくてさ。届かないといけないからだってよ。」
「結衣さん、八重さんの扇子を持ちかえったら組長はびびりますよ。」
「高いの?」
「いえ、極道なら八重さんが扇子をふっただけで恐ろしい数の組が動くのをよくわかっているからでごぜえやす。今はまた小百合さんの扇子が同じ役割でごぜぇやす。」