【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



東京駅に着くと響さんと由香里さん達がホームで待っていて


降りるとすぐに


「結衣!」由香里さんが私を抱きしめた。


「あぁ…無事でよかった。あぁ…本当に良かった。」


大粒の涙をいくつも零すから留守中の由香里さんの心中を思うと申し訳なくなった。



「心配かけてすみませんでした。三種の神器が一緒なので無事帰還です。」


私が笑いかければ


「あぁ…寿命が縮まったわ。」コツンと頭を叩かれた。



涙をふいた由香里さんに


「あ…ママ…ママあてに託されたものがあるんです。」


私がバッグの中から扇子を取り出し由香里さんに手渡すと


「扇子?」


由香里さんがその扇子を広げた。




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