【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「隼、朝だよ。」


「もう少し…」


「ブンブン起きなさいって。」


「誰がブンブンだ?」


笑いながらベッドの中から私の手を引き


倒れこめば嬉しそうに抱きしめる。




一緒に朝食を食べ


出かける仕度を手伝う。



「隼…」


「ん?」


いつもの甘いバリトン。


「私が極道の女だって忘れないで。腹くくってるって忘れないで。」


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