【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
食事をしながらワインで乾杯し
「結衣、誕生日おめでとう。」
「ありがとう。」
「どこか旅行でも連れていってやりたかったんだけどな。」
「え?いいよ。新婚旅行も温泉も大阪も行ったじゃん。」
「アハハ…それとは別だろよ。」
「年に何度も旅行なんて贅沢よ。」
「もっと自分の希望を言っていいんだぞ。」
「十分言ってるよ。それに隼が一緒だったらどこにも行かなくてもいい。」
隼は、今ではすっかり見慣れた優しい顔で微笑んだ。