【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
その話しを聞きながら私はクスクスと笑った。
みんなの言うこと聞かないで先に天国へ行ってしまったから相当なやんちゃだったのかもしれない。
父もやっぱりそんなやんちゃな母が心配で私を残して母の元へ行ってしまった。
父は、私より母が心配だったのかもしれない。
「結衣の心配は俺がするからだ。」
なんて当然のように言う隼。
「いや、若の心配には及びませんぜ?」
「今、ここできっと結衣の親父さんは全否定したぞ。」
「え?」
「俺は万里で精一杯だ。結衣は頼むってな。」
「あははは。お母さんの名前覚えてたのね。」
「当たり前だ。結衣のお袋さんだぞ。」