【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
「はじめまして。藤堂結衣と申します。五郎さんとお名前を伺ったのですが、そうお呼びしてよろしいのでしょうか。」
こちらを見た顔は、初めてみた三浦さんよりも怖くて
笑顔のひとつもない。
響さんと同じぐらいの歳の方だけど
身体も熊みたいに大きくて私なんか一握りで潰せそうな感じだ。
それでも「ええですよ。」と答えてくれた。
「どこかお出かけになりたいですか?」
「あの…お花屋さんは近くにありますか?」
「ありますよ。」
「ご面倒でなければ案内していただけますか?」
五郎さんはひとつ頷いて了解してくれた。