【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「はじめまして。藤堂結衣と申します。五郎さんとお名前を伺ったのですが、そうお呼びしてよろしいのでしょうか。」


こちらを見た顔は、初めてみた三浦さんよりも怖くて


笑顔のひとつもない。


響さんと同じぐらいの歳の方だけど


身体も熊みたいに大きくて私なんか一握りで潰せそうな感じだ。


それでも「ええですよ。」と答えてくれた。


「どこかお出かけになりたいですか?」


「あの…お花屋さんは近くにありますか?」


「ありますよ。」


「ご面倒でなければ案内していただけますか?」


五郎さんはひとつ頷いて了解してくれた。





< 314 / 435 >

この作品をシェア

pagetop