【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「五郎さん、ここで選べと?」


「どこでもよかと仰ったばい。」


「うむ…。」


滝田組長さんの家の近くの小さな衣料品店で、どこか懐かしさがある品ぞろえだ。


汗でびっしょりなものを着替えられるなら我慢しよう…。


店内を歩いていると


「五郎さん見て。」


壁にかけられていたのは五郎と書かれた大きなTシャツ。


「五郎さんこれに着替えたら?」


私が笑うと


「三郎もあるばい。」


五郎さんが持っていたのは三郎と書かれたTシャツ。


私がクスクス笑っていると


「これどうぞ。」


手渡されたのは四郎と書かれたTシャツ。


「あはははは。」


私は大笑いだ。




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