【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
一緒にいようとお互い言うこともなく
心情を察し合うから
「あとでね。」
「うん。お菓子もっていきますね。」
カラ元気でしかないけどそんな会話をして部屋に戻った。
部屋に入ると涙が止まらなくなった。
どんなに強がってみたところで怖くて仕方がない。
抗争があったということだけはわかっても
どうしてそれが起こり、どうなったのかまで詳細がわからないからだ。
ニュースで流れた事以外
状況がまったくわからないので不安感しかない。
私に言う必要があれば隼は言うと言っていた。
言わなかったということは、知る必要がないということだ。
そう思っても涙は止まることを知らずいつまでも流れ続けた。