「お前がloveの方で好きだ」


「なんか…行かないで、けいと。
 みたいな感じ!」

「あ~…うん。なるほど」

「なんか、夢で迷子にでもなったの?」

「……そう来たかぁ」

凛ちゃんが下を向いて頭を抱える。

…そう来た?
…どう来たの?

「そろそろめい達にも言わないとね。
 けいととの事」

矢沢くんとの事?

「あ、でも隼人くんが
 帰ってきてからでもいい?」

「うん」

「その間、ここ片付けちゃおっか」

そう言ってテーブルを軽く叩いた。

「そうだね!」
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