死ぬまで君を愛させて





「寝言で俺の名前を呟いてくれるところとか、俺が他の女と話しているのを頬をふくらませて見ているところとか、オムレツにケチャップで俺の名前を書こうとして失敗したところとか、キスするときいまだ息を止めるところとか…真っ赤な顔で喘いっ、んぐ…」





「っ!!!///」




もうやめて、と彼の口を両手で封じた。




顔から火が出るかと思った…


というかもう出ているのでは?というぐらい顔が熱い。





「もっ、もういい…もういいです………!///」




なんて恥ずかしいんだろう。


聞いてしまったことを今更ながらに後悔する。






「どうして?まだまだ、たくさん美里の好きなところがあるのに」





「もう十分ですからっやめてください、僕のメンタルがもちません!!」






顔を手で覆うと、すぐにどかされ代わりに新吹さんの顔が急接近してきて唇が触れ合う。







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