愛してる。とか言わないで
震えながら要先輩を見た。


ベッドの上の要先輩は、今までとはまるで別人のような顔をしている。


怖い…


男はみんな優しいわけじゃないんだ…


とりあえず急いで荷物を持って、ドアへと向かった。


「なんだ。お前って思ってたのと全然違うな…つまんねぇ」



どういう意味…?



振り返って立ち止まった。


「お前、浮気相手してたんだろ?」



泰輔のこと…なんで知ってんの?



「浮気相手にもなれちゃうんだから、もっと簡単にやらせてくれると思ったのに」


がっかりって感じの顔。

何なのこの人は。


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