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電車を降りて、駅から歩いているうちにやっぱり不安になってきて、繋いだ手をギュッと握ってみた。
「大丈夫だよ」
私の不安を理解した和馬は、そう言ってギュッと握り返してくれた。
「ホントに殴られたりしないかな。……どうしよう」
「本当に大丈夫だから。心配しないで」
和馬はにっこり笑った。
先週もこんな感じだった。
あの時は恋人じゃなくて、恋人っていう設定だったけど。
こうやって手を繋いで歩いてくれて、私はとても安心した。
でも同時に、繋いだ手の感触を知ってしまって私は怖かった。
すぐに離さなきゃいけない手なのに、包まれてるみたいな感触を離したくなくて。
でも、今は違う。
きっとずっと手を繋いでいてくれるんだよね?
安心していいんだよね?
信じていいんだよね?
「大丈夫だよ」
私の不安を理解した和馬は、そう言ってギュッと握り返してくれた。
「ホントに殴られたりしないかな。……どうしよう」
「本当に大丈夫だから。心配しないで」
和馬はにっこり笑った。
先週もこんな感じだった。
あの時は恋人じゃなくて、恋人っていう設定だったけど。
こうやって手を繋いで歩いてくれて、私はとても安心した。
でも同時に、繋いだ手の感触を知ってしまって私は怖かった。
すぐに離さなきゃいけない手なのに、包まれてるみたいな感触を離したくなくて。
でも、今は違う。
きっとずっと手を繋いでいてくれるんだよね?
安心していいんだよね?
信じていいんだよね?