ヒミツの恋を君と。番外編~とある甘い1日~
「ごめん、ごめんなさーい。ハンバーグ作って下さーい。晴のハンバーグが食べたいでーす!」



もういろいろ無理で、半泣きになりながら、そう懇願したあたし。


あたしのその言葉を聞いた晴は、満足そうな顔をしてあたしの指を解放してくれた。



「最初からそう素直に言え!」



そう言いながら、晴はたまねぎを炒め始める。


あたしは、指が解放された今も、冷蔵庫に寄りかかったまま動けなくなってた。




まだ、指に晴の熱と感触が残ってる。



なんてことするかな?晴のバカ…!


あたしに『ハンバーグ作って下さい』って言わせる様に誘導したんだ。

指くわえたりしたら、あたしが動揺すること知ってて、わざとあんなことしたんだ。



まんまと罠にはまった自分が情けない。






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