ウェディングドレスと6月の雨
「なら、今、時間作りますので、会議室にお戻りいただけますか?」
「ああ」
穂積さんはパタンと手帳を閉じて鞄にしまうと私の横をすり抜けて会議室に入っていく。私も続いて中に入ると、高田さんがコーヒーカップを片付けてるのが見えた。
「高田さんすみません」
「いや、いいよ。カップを片付けるのが、女の子の仕事だなんて思ってないし」
「いえ、そうじゃなくて……」
会議室を出たはずの穂積さんが席に着いたことに高田さんも気づいた。
「穂積?」
勿論、穂積さんはピクリともしない。鞄から会議資料を取り出し、眺めている。
「高田さんすみません、会議内容を穂積さんにお伝えするので、今夜は……」
「え? 約束したじゃないか、ワインバーに連れてくって」
「穂積さんの都合が合わなくて、今しか時間が取れないので……」
そこまで言うと高田さんは諦めたのか、舌打ちをして。
「ああ」
穂積さんはパタンと手帳を閉じて鞄にしまうと私の横をすり抜けて会議室に入っていく。私も続いて中に入ると、高田さんがコーヒーカップを片付けてるのが見えた。
「高田さんすみません」
「いや、いいよ。カップを片付けるのが、女の子の仕事だなんて思ってないし」
「いえ、そうじゃなくて……」
会議室を出たはずの穂積さんが席に着いたことに高田さんも気づいた。
「穂積?」
勿論、穂積さんはピクリともしない。鞄から会議資料を取り出し、眺めている。
「高田さんすみません、会議内容を穂積さんにお伝えするので、今夜は……」
「え? 約束したじゃないか、ワインバーに連れてくって」
「穂積さんの都合が合わなくて、今しか時間が取れないので……」
そこまで言うと高田さんは諦めたのか、舌打ちをして。