あゆみ
いつ別れてもいい
関係だったけど
ふたりでの暮らしが
始まった。
そして現在の私に繋がる。
私のこんな過去。
裏切られ続けた人生。
私は絶対人を信じない。
信じるだけ無駄だから…。
朝、目を覚ますと
隣にナオヤがいた。
なんだかんだ言って
ナオヤと付き合って
3年になる。
でも私には好きとゆう
感情がなかった。
きっとナオヤも同じ。
ただ、体だけの関係。
それでもどうでもよかった。
しばらく時間が過ぎて
日が暮れ始めた。
まだナオヤは眠っている。
お腹が空いたから
私はコンビニに向かった。
外を歩いていると
後ろから声をかけられた。
「ねぇ、お姉さん」
振り向くと40代後半ぐらいの
ハゲとデブのオヤジがいた。
「5万でどう?」
それは援交の誘い。
私は迷わず誘いに乗った。
オヤジとホテルに入って
オヤジをよろこばせ
お金をもらう。
虚しさだけが欠点だけど
簡単で私には良かった。
オヤジと別れて
ホテルを出て
もらったお金で
コンビニに向かい
おにぎりを買った。
ナオヤの分も買った。
オヤジとエッチをした
お金で…