わたしの365日
次の日、学校が終わってすぐに
陽斗が私の病室にきた。

「恋杏!これ」

陽斗は私に少し分厚いノートを見せて
くれた。

「これ、何?」


「交換ノート」


「え?交換ノート?」

陽斗が交換ノート持ってきたの?


「俺、お前との1年を形にして残して
おきたいんだ。だから、考えてだした
結果がコレ」

と言いノートを持ち上げる。


「そっか…、いいアイディアだね」

私が微笑むと陽斗も嬉しそうに笑う。






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