わたしの365日
「よし、じゃあ早速」

陽斗がカバンから黒のペンを出して
私に差し出す。

「タイトル、書いてよ」

「うん、任せて」

私は”交換ノート”といつもよりも丁寧に
書いた。

そしてペンを陽斗に返す。


すると陽斗はペンでノートに何かを
付け足した。


”交換ノート”と書いた上に


”陽斗&恋杏の”


と書いてあった。

それだけなのになんか……嬉しかった。

よくわかんないけど。


「じゃあ、恋杏からな!」

「うん、わかった」


私はノートを棚の上に置いた。



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