豹変彼氏~ドラマティックに愛されて~
不器用ながらも、一生懸命に取り組む孝志が愛おしい。
光恵から喘ぐような息づかいが漏れた。
「ミツ、ここ、すごいことになってる」
「……うん、じゃあ、そろそろ」
「! そろそろ!!?」
「はい。抱いて……って、孝志、アレ持ってる?」
「あれ?」
「そう、アレ」
「……まさかの、大人の」
「そう男の身だしなみっていうか」
「そうだったの!!?」
「で? 持ってるの?」
「……鞄に」
「じゃあ、とってきて」
孝志がベッドから飛び出る。鞄をごそごそとかき回してから、また飛んで戻って来た。
「はい」
「じゃあ、つけてくれる?」
「どうやって?」
「わかった、貸して、やってあげる」
光恵は丁寧につけてあげた。
「なんだか滑稽だなあ」
「そんなこと考えちゃ駄目だって。じゃあ、来て」
「うん……うん? ここ?」
「ちょっと違うなあ。あっ、もっと、ゆっくり……そう、ああ、そう、そこ」
「わあ、わあ、わあ」
孝志は慌てたような声を出す。
「ど……どうしたの?」
光恵は孝志を受け入れながら、途切れがちに訊ねた。