豹変彼氏~ドラマティックに愛されて~


光恵はベッドサイドの電気をともす。汗をかいて、満足そうな孝志の顔が見えた。


光恵は孝志の髪を撫でて、額にキスをする。


「感想は?」
「世の中の男女は、こんなことしてんだね。初めて知った」


孝志は光恵を優しく抱きしめる。それから生え際にキスした。


「すごい、運動した。これ、ダイエットにいいね」
「まあね」
「じゃあ、これから日課にしよう」
「毎日するってこと?」
「うん」
「えー、倒れちゃうよ」


光恵は笑いながら、孝志のほっぺたを包む。


「わかってないなあ、ミツ。俺は今、初めて大人の行為を知った思春期の男子学生と、おんなじだよ。したくてたまんないんだ」
「げ」
光恵は眉をしかめる。


「それに、家にまだ、たくさんコレあるんだ」
孝志が未開封のゴムを見せる。


「まさか……」
「そう、箱買いした!」
「なんでそんなことするの? 一個買えばいいじゃない」
「ネットで一つ買うって、なんだかもったいないじゃないか」
「意味わかんない」

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