secret act Ⅰ
「......お前は誰にやられたんだ?顔は....見たのか?」
言葉を選ぶように翔貴さんが問う。
女は嬉しそうに答えた。
「フフフ.....やっぱり私の為なのね。
さっき言ったじゃない。あの子の婚約者。
顔........見たわよ。婚約者だってこと直接聞いたんだもの。」
「.............どんなやつだった...」
翔貴さんが一番気になっていることを問いかける。
私は、ゴクッと息を飲んだ。
女は少し上を向き考えるそぶりをした後、
「.............仕返ししてくれるの?」
期待外れの返事が返ってきた......
「2人なら話すわ。その子には関係ない話だもの。」
女は笑みを消し、私を見て言った。