極彩色のクオーレ
「その女王様っぽいところも健在してんだな、相変わらず最悪そうで安心したよ。
やっぱり女の子らしくなったのは外見ばっかじゃねえの」
「あら、鎌と鉈じゃ満足しなかったのかしら?
ドエムなのねえ、今度は殴ってあげましょうか?」
ぎり、とリビアが拳を握りしめる。
引きつった表情になるラリマーの前に、レムリアンが立ち、造主の名を呼んだ。
「リビア」
「え?なに、あんたいたの……?」
途端、今気づいたような反応をして、リビアが露骨に顔をしかめる。
あからさまに嫌悪感を出し、冷たい声を発した。
「何の用よ?
とっくに言ったでしょ、あんたはいらない。だからもうあたしの家に近づかないでって。
完璧にほど遠いやつは嫌いだけど、しつこいやつはもっと嫌いよ」
「スまない、リビアにドウしても会ワせたいモのがいテ」
「はあ?」
リビアがぬいぐるみを玄関の隅に置いてあった籠に載せ、外に出てくる。
そして、レムリアンのすぐそばに立つティファニーに、ずいとしかめっ顔を近づけた。
気配を感じたティファニーが、困ったように一歩後ずさる。