極彩色のクオーレ
いつも通りに夕食の準備をして、後から来たセドナも加えて食卓を囲む。
セドナはニコではなくレムリアンがいることにかなり驚いていたが、事情を知ると怒った表情になった。
「はあっ!?リビアがそんなこと言ったのかよ!」
レムリアンがこくんと頷く。
眉間にシワを寄せてウインナーを齧り、セドナは隣に座るラリマーをジト目で見た。
「ったく、ヒーラーといいリビアといい、お前の幼友達ってロクな奴いねえよな」
「お前、仮にもセンパイを呼び捨てって……、まぁ別にいいんだけどさ。
欲しがり気質のあいつにニコを見せりゃ、こうなるよな。
リビアのああいう暴君なところ、呆れる通り越して安心したわ、オレ。
ああ、変わってねえなって」
何が面白いのか、ラリマーがけたけた笑いながら野菜スティックをつまむ。
セドナがすぐさま脛を蹴り飛ばしたのは言うまでもない。
「そんで、なんでニコをリビアの家に連れて行ったんだよ、ティファニー」
「あ、私じゃなくて……」
「彼を連レて行っタノはワタシだ」
「え、お前だったの?なんでまた」