極彩色のクオーレ
「レムリアン」
「ニコ?どうしてこコに……。ワタシは動力が切レタはずでハ」
「ラリマーがゼンマイを造ってどうにかしてくれました」
レムリアンに視線を送られ、ラリマーはおどけて胸をそらした。
「あリガとう。おかげデ助かっタ」
「うむ、敬いたまえ褒めたたえたまえ、大いに感謝するように」
「調子に乗るな」
セドナが一発拳を落とす。
ケガ人を殴るなというラリマーの文句を無視して横を向いたとき、地面に何かの痕跡を発見した。
駆け寄り、指でなぞってみる。
「どうシタ?」
「これは腹足動物の特有の足跡……この大きさは、シナワニの雄か?」
「てことは、この跡をたどればシナワニがいるってことだな。
リビアが見つかってないといいんだけどな……」
ラリマーが口にした名前に、素早くレムリアンが反応した。
すっくと立ち上がり、ラリマーをびっくりさせる。