極彩色のクオーレ
「ナイスだラリマー!
レムリアン、大丈夫か!?ニコ、直してやってくれ」
「これくラいは問題なイ、それヨリ早くリビアを」
セドナはレムリアンを、シナワニから少し離れた木によりかからせた。
ニコは彼に兎のぬいぐるみを預け、工具を取り出した。
ラリマーに触手を一本押さえられたシナワニは、別の触手で無理やり本体と分離させた。
ヒュウッ、とラリマーが口笛を吹いた。
「すっげえ!シナワニは知能がそれなりに高いって聞いてたけど、ここまでとはな!
いやあ、気持ち悪いのに、大したもんだぜ!」
ラリマーの頬が紅潮している。
双眸はニコを観察した時と同じくらい輝き、わくわくした表情を浮かべていた。
ニコの左胸が、また暖かくなる。
「ラリマー!今はそんなこと言ってる場合じゃねえだろ!」
「ケチいこと言うなよ、ちょっとくらいいいじゃねえかよー。
オレは知識を求める力が強い、知りたがりの語り部なんだ、いろいろ調べたくなるのはオレの本能だ」
「威張るな!」
セドナが怒鳴るも、ラリマーの態度は相変わらずだ。
攻撃しつつ、シナワニの性質を自分なりに実験している。