極彩色のクオーレ
幹に刺さったままのナイフを回収して、ラリマーも眉間にしわを寄せる。
「切っても切ってもしぶとく生えてくるな……。
おいニコ、なんかいい武器つくれねえか?」
「何の案もなしに無理です」
ニコは首を横に振った。
襲ってきた触手を工具で撃退する。
セドナが自分の右膝小僧を叩いて言った。
「あの砲は?キマイレナを一発であの世送りした」
「ええっ!お前らキマイレナ見たことあったのか!?」
「この前も話しただろうが!」
「ラリマー、今はやめてください」
「お、おう……」
ニコに冷たい目つきで見られ、ラリマーは首をすくめた。
「まだ使えません、万が一リビアに当たったら、彼女を殺してしまいます」
「そっか……」
シナワニがレムリアンに触手を伸ばす。
気づいたラリマーが慌てて盾となって防いだ。
「ラリマー、しばらくシナワニの相手をお願いします」
「え?あ、お、おう」
ニコはセドナの腕を引き、シナワニから離れた。
木間から様子を見ながらセドナに頼む。