極彩色のクオーレ
「セドナ、シナワニを倒すにはどんな武器があればいいですか?」
「え?うーん、いきなり言われると難しいな」
「ぼくも砲の代わりになる武器を用意しないととは思ったんですが、発想が持てないとつくりようがありませんので。
だから、発想できる君に案を出してもらいたいんです。
以前、キマイレナを仕留めるための案を、ケセラに考えてもらったように。
案さえ出してくれれば、ぼくが何でも造ってあげますよ」
「やったね、それなら何がいいかなあ……」
『何でも造ってあげる』という言葉にセドナは嬉しそうに頷く。
腕を組んで彼が考えている間に、ニコは木の棒を拾って、茂みに投げた。
途端、土と枯葉が跳ね、隠してあったトラばさみが口を閉じる。
同じ方法で、もう4つの仕掛けを動かし、武器を造るための材料として回収した。
「これは、狩人が自分たちで仕掛けたようですね。
ギベオンにしてはシンプルすぎますし、隠し方もうまくありません」
「よし、決めた」
ニコが罠を掘り出したところで、セドナの考えもまとまった。
彼の提案を受けて、ニコは武器を造り始める。