極彩色のクオーレ
レムリアンとリビア、追いついたセドナが歩く先には、大小さまざまな岩や石があるところだった。
もとは広い河川だったのだろうか、森を縦断している。
横抱きしていたリビアを平たい岩に降ろして、レムリアンはラリマーの紙を確認するセドナを振り向いた。
「ここなノカ?」
「ああ、あいつの指示だと、ここでシナワニを仕留めるから準備しとけってさ。
リビア、できそうか?」
「待ってよ、もう少しかかるわ……」
移動中もずっと糸をより、太くして紐にしていたリビア。
ある程度の長さをつくると、それを手板の穴の一つと猫の片足につないだ。
長い紐をつくっては手板とぬいぐるみのパーツをつなぐ。
この作業をひたすら続けているのである。
「まったく、あたしの人形をこんな目に遭わせないとどうにかできないなんて……。
セドナ、これで失敗したら許さないわよ」
「そ、それはリビアの技術の問題であって、俺は……」
「はあ?何よ」
「何でもねえよ、善処する」
舌打ちしてリビアたちに背を向けたとき、何かの気配を感じ取った。
セドナはピンを数本取り出し、投げ飛ばす。