極彩色のクオーレ
「じゃ、じゃあ、すっごぐ豪華なパーティーにしたらどうかな?」
「は?」
「ティファニーに知られちゃっても、ティファニーが思っているのよりもすっごいパーティーにしちゃえば、すごいサプライズになるんじゃないかなあ……」
「それだ!」
ラリマーとハックがそろって指を差し、ケセラがビクッと肩を跳ねさせた。
「弱男が」と低い声でギベオンに見向きもされず言い放たれ、少々悲しそうに眉を下げる。
「盛大に祝ってやりゃあいいんだな!
誕生日が来ればあいつも16、ちょうど大人になる歳だし。
よっしゃ、やる気出てきたぜ」
「男の見せどころってやつだ」
「なんでもいいけど、程度ってもんを考えてやれよな?」
熱くなりつつあるラリマーとハックに、セドナがややテンションの低いトーンで突っ込みを入れる。
タンザが鞄からノートを取り出し、最後のページを破いた。
下敷き代わりに小さな鉄板を敷くところに、彼の神経質なところが出ている。
「そんじゃ、まずは何を用意するかを決めようか。
それから割り振りとか予算を決めていこう」
「ったく、お前って本当にブレないっつーか安定っつーかクソ真面目っつーか」