極彩色のクオーレ
「わーっ!だから言うんじゃ…っ
…………え?」
ニコの口を塞ごうとしかけて、セドナはピタリと固まった。
はとが豆鉄砲を食らったような顔。
そしてニコの肩を捕まえながら、ギギ、と後ろを見た。
「………まじで?」
セドナが言った瞬間、ラリマーとタンザ、ハックが盛大に吹き出した。
お腹を抱えて笑い出す。
「あははははははは!!」
「まじで、って!そりゃこっちの科白だわ」
「やっべ、腹痛い腹痛い、ぎゃははは!」
「うるせえ、笑ってんじゃねえー!」
セドナはまた赤面して怒鳴ったが、さらにラリマーたちの笑いを誘うだけの結果になった。
うるさいことに苛立ったリビアのぬいぐるみに襲われて三人は黙ったが、それでもおかしさは抑えきれないようで、ぷるぷる震えている。
ソファにふんぞり返り、胡座をかいてギベオンがにやりと笑った。
「当然じゃん、とっくに知ってたよ」
「そうよ、あーんなにあからさまな態度とってるくせに。
気づくなって方が無理あるわよ」