極彩色のクオーレ





「もういい、勝手に言ってろよ…」



セドナが椅子の上で膝を抱え、全員に背中を向けて落ちこむ。


彼の周りの空気がずっしりと重苦しくなったのは気のせいだろうか?


ますますケセラが泣きそうになって謝った。



「ご、ごめんねセドナ!


僕、やっぱりセドナがティファニーのこと好きだなんて知らな、もががっ」


「ストーップ、ケセラ。


お前が善意でやってくれてんのは分かるけど、それ以上言ったらセドナ死ぬから止めてやってくれ」


笑いの波から解放されたハックが手を伸ばしてケセラの口をふさぐ。


訳が分からず目を白黒させるケセラを見て、カラカラとタンザが笑った。



「あははっ、これで死んだら死因に『恥ずか死』って書かないとな」


「なんか語呂悪いな、それ。


あ、『照れ隠死』なんかどうだ?」


「うーん、それも微妙だな」



ぱんぱんぱん


ラリマーが小気味いい音で手を叩く。



「あーはいはい、セドナの死因は別にいいから。


せっかくだし、セドナには重役を担ってもらおうぜ」


「はあ、重役?例えば?」


「リビア、そんなしかめっ面しなくてもいいだろ。


例えばそうだなあ、プレゼント渡しのトリをやらせたり、代表して『おめでとう』って言わせたり、とかその辺かな?」




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