極彩色のクオーレ
すぐさまハックとケセラが、レムリアンの提案を褒める。
他の全員も大きく頷き、賛同を示した。
「…ふぅん。まあ確かに、それはあたしにしかできないことね。
いいわ、料理はレムリアンに任せて、あたしは飾り付けの方をやってあげる」
やや胸を張ってリビアが承諾した。
ひとまず惨事は免れたと、全員がほっと息をつく。
タンザはニコを放し、ノートに分担を記入した。
セドナが指を折り始める。
「あれ、でも料理って何人分必要だ?
俺にティファニーにニコに……全部で10人か。
レムリアン、一人で作れるか?」
「大変ならボクも手伝うよ」
名乗り出たのはギベオンだった。
意外だったのだろう、驚きを含んだ眼差しが彼女に集まる。
「……な、なんだよその目は。
ボクは独り暮らしなんだから、料理ぐらい毎日やってるよ、心配するなよ」
「そうだな、何かあってもレムリアンがいてくれるから安心するわ」
「ラリマー、今なんつった?」
「突っかかるんじゃねえのギベオン、ラリマーも余計なことを言うな。
それじゃ、料理担当はレムリアンとギベオンで決定なー」