極彩色のクオーレ
「そ、そんなに心配なら、俺以外の奴にさせればいいじゃねえかよ。
ニコは確かに不安だけど、ハックもいるじゃんか。
というかラリマー、お前なんにもやることないだろう!?」
「オレには全体指揮という重要な役割がありまーす」
「必要なのか?まあいっか。
それにさっきも言っただろ?お前には重役を担ってもらうって。
それに時間稼ぎ役ってことは、その間ティファニーとデートできる特権なんだぜ?
その特権をみすみすハックに譲ってもいいのか?」
「だっ!ダメだそんなの……っ!」
タンザが意地悪く言い、それに合わせてハックがにやりと笑ったので、セドナがつい叫んだ。
また墓穴を掘ったことに気づき、顔を赤らめてそっぽを向く。
その先にいたニコの背中を軽く殴り、殴られたニコは意味が分からず首を傾げた。
ラリマーが手をたたく。
「そんじゃあ、時間稼ぎ担当はセドナで決まりだな。
あとプレゼント渡しのトリとか、代表して『ハッピーバースデー』って言うとか。
そういう役目もセドナだからな、頑張れよ」
「もちろん、パーティーの最中に告白してもいいのよ?」
「んなっ!?だっ!そっ、す、ばっ!」