私の意地悪な旦那様
「これ…………」
チェーンを持って吊り上げれば、ゆらゆらと揺れる銀のネックレス。
その先についている、青い色をした宝石が埋まっているそれは、どこか懐かしく、見覚えがある物だった。
「私が初めて貰ったネックレスにそっくりでしょ?」
えへへ、と照れ隠しのつもりで笑ってみる。
初めて見た時に、これだ。と思ったそのフォルムは、私がまだ学生だったときに初めて貰った、ピンク色の宝石が埋め込まれた物に瓜二つだった。